ガラスの天井と成功の幻想に気づいたヒロインが進む道。「拒否」する強さ

ブリスベンの河合ゆうきです^^

モーリーン・マードック著
ヒロインの旅ー女性性から読み解く〈本当の自分〉と創造的な生き方

社会や外側からの評価のために一生懸命生きる人生から、本来の自分を思い出し、ありのままの自分の価値を感じ信頼して、幸せに生きる人生へのシフトのプロセスです。

このプロセスは女性だけでなく、競争から調和や統合に向かうこれからの時代に、多くの人のガイドになるはず。

だから、このプロセスをシェアしたい!と心から感じ、ヒロインの旅シリーズをつづっています。

この記事では第4章「成功の幻想」第5章「拒否する強さ」です。

手に入れた成功に与えられる称賛と現実

ヒロインは男らしさに近づきながら、社会の中で結果を出していきます。

収入、肩書、キャリア・・・

それらを維持しながら、結婚や出産を選ぶこともあります。

男性的な価値観の社会の中では、全てを選ぶ、手に入れるためにはどこかしらにゆがみが出てしまう。

収入や肩書、キャリアを選べば、家族との時間を犠牲にしている気持ちになる。

逆に家族を優先させれば、これまでのキャリアも肩書も手放さなくてはならない。

バランスをとって働くことが難しい社会の中で、それでも女性は必死にマルチタスクで日々を駆け抜けていきます。

そんな中、男性のように結果を出しても同じようには評価されなかったり、キャリアとしては評価されても、子どもとの時間や子どもから広がる人間関係の中で肩身の狭い思いをすることになったり・・・

どこかいつも不十分なことが気になってしまう。

結果を出しても、心が本当に求めている何かが満たされていないことに気づく。

そうして、「まだ足りない」と、次の予定、計画、目標、新たな何かを足していこうと、キャリアや子育てに必死になっていく。

社会で成功と呼ばれているものを手にしても、女性は満たされない何かを感じます。

それは、本来の女らしさ、女性性が求める幸せとは形が違うからなのですが、それに気づかぬまま、何かが足りないからだと次から次へと進んでいきます。

そうやって必死に走り続ける中で、何かが違うという違和感に気づいたとき、求めていた成功が幻想であったことを受け入れざるを得ない瞬間です。

それは方法が間違っていたのか?バランスなのか?本来の自分がやりたいことじゃなかったのか?

疑問は渦巻くばかり。

その答えを見つける旅、気づく旅が、ここから始まっていきます。

無意識にある男性性に支配されると、満足感が得られなくなる。

何かをやり遂げるとすぐ物足りなくなり、次の課題を必死で探す。

今していることにも価値が感じられず、先のことばかり考える。

心が満たせず不快になり、こう思う。

「そうよ、もっと何かするべきよ。これだけじゃ、まだ足りない。」


限界をわきまえることと、自分を肯定すること。

それができれば、スーパーウーマン願望も手放せる。

本心に従って仕事を辞めたり、特権を放棄する時が来るかもしれない。

家事もほどほどにし、気軽に手伝いを頼めるようになるだろう。

心の中の大事なものに気づくには、人生の旅の仕方の誤りに気づかねばならない。

「私は何もかも揃っているわけじゃない。でも、それでじゅうぶん。」勇気をもってそう認めれば、ヒロインの旅の宝が一つ手に入る。

生きる力の源に手が届くようになる。現実的な感覚を得て、精神の目覚めを繊細に感じ取れるようになる。

引用元:モーリーン・マードック著「ヒロインの旅 女性性から読み解く<本当の自分>と創造的な生き方」

勇気をもって拒否する選択

成功の幻想に気づいたヒロインの状態は、疲弊しているとも言えます。

見た目は元気かもしれないけれど、心、魂はもう限界・・・乾いています。

満たされない何かは、これまでのようなやり方、選択、仕事、キャリアでは得られないと気づいたとき、ヒロインがとらなくてはならない選択は「拒否」です。

On Goingな状態を辞めること。

走り続けてきた歩みを止めること。

それは、自分の本当の気持ちに従う選択の最初の1歩でもあります。

「NO」をいう勇気が必要です。

これまでの流れとは確実に違い、周囲から何かを言われるかもしれない。

「もったいない」「もっとこうすればいい」「こんな方法はどうだろう?」

様々な提案もあるかもしれないけれど、ここで大切なことは自分の気持ちに従うこと。

「もう疲れた」「もっと自分らしい道を見つけたい」「とにかく休みたい」

自分のこころにある本音に耳を傾け、歩みを止めることです。

そして、自分の気持ちに向き合う、見つめる時間が必要なのです。

場合によっては、体調不良や気力も尽き果て、強制終了の様に「NO」を選択する事もあります。

全ては必要だから起きているのです。

擦り切れてしまった心や身体をいたわり、心身の栄養となる時間が必要です。

と同時に、これまでの自分や感情と向き合う忍耐強さ、周囲の雑音をシャットアウトする強さも必要になっていきます。

ヒロインが真の幸せを見つける旅の始まりは止まること。

ヒロインの旅の第一歩です。

ヒロインが何かを断るには、かなりの抵抗がある。

挑戦しない人間は無責任な弱虫に見られるからだ。

社会的に言えば、それは死と絶望に近い。

出世する人とは多くのことを上手に早くこなす人だ。

ほとんどの人はその逆の生き方が理解できず、ただ恐れる。


何かを「する」のをやめるなら、ただ「いる」術を知ることだ。

それは楽をすることではない。鍛錬が必要だ。

自分の心の声を聞き、自分ではない誰かの命令をシャットアウトすることだ。

新たな思考回路ができるまでテンションを保たねばならない。

自分の声でないものはみな成長の邪魔だ。変化を否定し、逆戻りさせる。

ただ「いる」には勇気と代償が必要である。


古い思考回路が完全に削除されたときに、代償の支払いは終わる。

たとえ社会の評価を失っても、したくないことは断らねばならない。すると大抵、寂しくなる。

新しい生き方が確定するまで、心に空いた穴を癒さなくてはならない。

引用元:モーリーン・マードック著「ヒロインの旅 女性性から読み解く<本当の自分>と創造的な生き方」

違和感を抱え続けて起きる強制終了

私自身も、違和感を感じながらも、ごまかしながら進んでいた時期がありました。

20代半ば、看護師としてのキャリアを考えるけど、心が全然ときめかず。

何か満たされず、違うなぁと感じていました。

看護師としても指導者としても、後輩からも上司からも評価してもらい、慕ってもらっていました。

患者さんからも安心できると信頼していただいていました。

だけど、何か違うって感じていた私は、26歳で原因不明の体調不良という形でストップをかけることになりました。

といっても、見た目的には元気でしたし、ごまかせる状態でもありました。

ただ、このまま検査データが進めば、自己免疫疾患を発症するのは確実な流れという状況でした。

「あぁ、私は看護師もできなくなってしまったら、どうしたらいいのだろう・・・」

不安や恐怖の中で、この道を変える方法を探していました。

その道は自然療法や、統合医療との出会いによってもたらされたのですが、それは私にとってはきっかけでした。

自分の身体に向き合うことは、心に向き合うことにもなり、本来の自分の気持ち、感情に向き合う旅が始まるのでした。

そして、20代後半キャリアもある、結婚もする予定だった私は、すべてを「拒否」する、止まる選択をしました。

あの時の一連の記憶は、今でも鮮明に焼き付いています。

恐怖や不安しか見えなかったけれど、ただ祈るように、この道と選択が間違いにならないように生きようと思いました。

だけど、あの一歩がなければ、今の私はいないとわかります。

あの一歩がなければ、きっと心も体も病んでいたかもしれません。

自分を満たす生き方を知らなかった私は、この「拒否」によって、自分を満たす生き方への一歩を踏み出しました。

次回は第6章「通過儀礼と女神への下降」をシェアします。

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