河合ゆうき⑦看護師新人時代~1年目の闘い。無力感と私の誓い。

河合ゆうきです^^
私の生い立ち、マイストーリーを綴っています。

前回はこちら

河合ゆうき⑥看護師・保健師国家試験の珍道中

 

配属は希望のニアミス、後に知る院内一忙しい病棟への配属

看護師って、国家試験に合格して、
資格を取ったところからがスタートです。

看護観や患者さんのアセスメント、
命に係わる様々な数字や機能など、
知識はあるけれど、それってただの文字での記憶。

就職したその瞬間からが、初めてスタートと言える。

母が私にいった、

「看護師という資格をこれから磨いていって、
いつか水戸黄門の印籠の様に堂々と前に出せるようになるといいね。」

という言葉。

この言葉が身に染みる日々が始まったのです。

配属は、私が希望した内科。
希望した病棟の1つ上の階のニアミス。でも内科。良かったと思いました。

でもね、この内科、混合内科と呼ばれるそこは、
メインは総合診療科、呼吸器内科、膠原病内科

で、そこに循環器内科、糖尿病内科、放射線科が他の担当の病棟がいっぱいの場合に流れてくる病棟でした。

この病棟の特徴は、何でも屋の様であること。
検査の種類が果てしなく多く、そして非常に忙しい病棟・・・

後に知るのですが、常に忙しいことが当たり前で、
リリーフと呼ばれる他の病棟からのお手伝いナースを必要としているリストナンバー1の病棟でした。

そんな中で、私は看護師キャリアをスタートしました。

目の前で苦しむ患者さんを前に、無力感ばかりの日々。

先輩ナース、プリセプターやコーチに
一つ一つ業務、技術を教えてもらい、練習して実践する日々。

患者さんを観察し、今何が起きていて、
これからどんなことが予測され、今何が必要か?を
アセスメントする日々・・・。

そんなある日、
私は肺癌の患者さんを受け持ちます。

がんによる痛みが強く、緩和ケアによる疼痛コントロールが必要な方でした。

まだ、痛み止めの薬を調整中のその患者さん。

ナースコールで呼ばれて、病室に行くと、そこにはうめき声とともにベッドでのたうち回る姿がありました。

「何とかしてくれ!レスキューの薬を使ったのに、痛い!苦しい・・・何とかしてくれ!」

私はその状況に一瞬凍りつき、医師の指示の薬を使っても痛みが治まらない患者さんを目の前に、
どうしたらいい?
何ができる?
と問いかけていました。

今の私には何も浮かばない・・・。

先輩に相談し、先輩が一緒に患者さんに対応してくれました。

薬の効果が出ない背景には何があるか?

・薬の量がまだ不足している調整不足
・痛みを増強する心理的、精神的不安
・一人で個室にいるという孤独
・家族といるときは薬の効果が得られている様子
・家族の面会時間はまだ先・・・

先輩は、痛みが増強しうる背景をアセスメントしました。
と同時に、医師に薬の効果が乏しいことを伝え、すぐに診察を依頼。

患者さんのカラダが冷たいことを感じ、
温めるような工夫と、少しでも楽な姿勢がないか患者さんに確認し、
必要な枕や羽毛布団などで環境を調節しました。

痛みの増強の要因として考えられる、
患者さんの精神的な苦痛や不安といった気持ちに対して、できる事をしていきました。

当時の私は必死で、そんなこと思いつきもしませんでした。

1年目の最初の決意を心に誓った日

経験を積みわかるようになったこと。

医師が診察してくれること。
薬の調整をすぐにすること。
それは一つの安心感でもあります。

そして、寄り添ってくれる人がいる、孤独を和らげてくれる環境もまた安心感や、痛みを和らげるものです。

私は、この時、自分の無力感を感じながらも、
先輩の姿から、できる事がないのではなく、

状況を広く大きく観察できていない自分
知識を繋いで使えていない自分
想像力の足りない自分
工夫する力の足りない自分

を痛感したのでした。

落ち込みもしたけれど、先輩の様に私はなりたいと思いました。

患者さんにとって安心できる存在でありたい。

心からそう思い、誓った瞬間でした。

その時、思い出したのは、大学2年の実習で出逢った指導者さんの言葉。

「看護は想像力と工夫よ」

でした。

当時はわかったようでわかっていなかった。

想像力と工夫。

看護の現場だけでなく、これは人生に共通すると思っています。
だから私は、ココロにいつもこの言葉を持っています。

 

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