東大祝辞からのメッセージ。二者択一の世界を越えていけ!戦いを終わらせる方法とは?

ブリスベンから、ライフコーチの河合ゆうきです^^

2019年の4月。

ヒロインの旅という新たなライフワークに導かれるように、

私は日本の長岡でコラボイベントを開催していました。

そんな中、参加者の一人の方が、その年の東京大学入学式での

日本における女性学の第一人者・上野千鶴子先生による祝辞をシェアしていました。

平成31年度東京大学学部入学式 祝辞

ヒロインの旅でのテーマは、女性性と男性性の統合です。

しかし、このヒロインの旅が扱うテーマ、プロセスは女性に限ったことではなく、

この世界の二元性を超えていくためのガイダンスでもあると私は感じています。

実際に、ヒロインの旅をともに深めたメンバーには、男性もいますし、この旅のプロセスに興味を示したり、共感する男性もいます。

ヒロインの旅についてをまとめた無料のメールガイドはこちら

 

この祝辞に込められたメッセージには、

このヒロインの旅と繋がる何かがある。

参加者のメンバーはそれを感じ、シェアしてくれたのです。

 

この祝辞には様々な反応があり、

SNSなどで話題となっていました。

 

コミュニケーションとしてこういったメッセージは、

伝え手の意図の通りに伝わることもあれば、そうでない場合もあります。

 

メッセージを受けた人の持っている価値観やフィルターによって、

その解釈、受け取り方は大きく変わるからです。

 

そんな中、

東京大学の学生が発信しているメディアの中で

とても面白く、興味深い記事と出逢いました。

 

東大発オンラインメディア UmeeT

「今年の入学式での祝辞について、東大生が上野千鶴子先生に直接聞いてみた」

 

今年の入学式での祝辞について、東大生が上野千鶴子先生に直接聞いてみた

 

この記事の中では、

上野先生が、

どんな意図でこの祝辞を世に送り出したのか?

そして、この祝辞に対して

東京大学の学生のリアルな反応

学内や人生で感じている赤裸々な葛藤と

それに対する上野先生のこたえとメッセージが

インタビュー形式をそのままに書かれています。

 

私は、この記事を読んで、

深く共感したことだけでなく、

上野先生の筋の通ったあり方や

女性の社会進出が進んできた背景の中で、

上野先生が見出してきた、

今の時代に必要な、大切なエッセンスやあり方を受け取りました。

 

今日はメールレター内でシェアした、私が受け取ったメッセージをシェアします。

 

新たな時代を生み出すためのカギ

上野先生が祝辞の中で述べた

「フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です」

と言う言葉に、

あなたはどんな受け取り方をしたでしょうか?

 

受け取り手の経験、

価値観や身を置く状況から、

様々な解釈がうまれ、

SNSでは話題にもなっていました。

 

東大発オンラインメディア UmeeTの

この記事の筆者の方がSNSで上がっていた様々な反応と、

自身が感じたことを伝えています。

 

SNSであった

「フェミニズムが、女性が弱い立場にい続けることを求めているように読めてしまう」

という意見に対して、

筆者自身は上野先生のメッセージを

「女の人がものすごく頑張って男に負けないキャリアを築き、男に負けない能力を磨き、常に戦う。

そんな生き方をしなくても、女性が女性としているだけで尊重されることを望む思想だ」

と受け取ったことを伝えています。

 

 

一つの文章、メッセージから、

様々な解釈が生まれる背景には、

どんなことが影響しているでしょうか?

 

メッセージを受け取る際、

相手が伝えている意図まで拾えるか?

を意識できると、

この世界のコミュニケーションは

もっと面白く、豊かになると私は感じることが多くあります。

 

 

意図が理解できない難しさがあるのなら、

質問したり、相手の言葉を理解する術(知識)を身に着ける。

そんな姿勢が大切だと私は思っています。

 

 

私がこの考え方を持つようになったのは、

子どもの時からの様々な経験

特に悲しさや悔しさによるわけですが、

この姿勢を持ち、実践するようになったことで、

コミュニケーションによる喜びが増えました。

 

 

大学でアサーティブコミュニケーションのゼミをとり、

言いづらいことも伝えるスキルを身に着けたことは

その後の人生にも大きく役立ちました。

 

 

こういった学びや姿勢は 

メッセージの

受け手の姿勢としても、

伝え手の姿勢としても、

どちら側でも大切だと感じています。

 

 

これは、記事の中で上野先生が後半に語る

差別との戦い方、バイリンギャルになれ!

にも通ずる部分があります。

 

 

そして、この姿勢は、

例えば、

女性と男性が真の平等な社会を創る時

マジョリティやマイノリティのない、

みんなが尊重しあい

誰もが生きやすい世界を創る時

 

戦いに戦いで挑むのではない、

新たな道を切り開くうえでも重要だと

私は感じています。

でもまず考えてほしいのはね、「強者とは何者か」ってことなのよ。

強者ってのは支配者なの。強者ってのはマジョリティ、つまりマイノリティをマイノリティ化する人たちのこと。マイノリティとは数の大小ではなく、社会的に不利な立場に置かれた人々のことです。

マジョリティがマイノリティを差別する社会では、マジョリティとは差別者のこと。このことを、ジェンダー研究者のクリスチーヌ・デルフィという人が

「男性に似るということは、支配する者になるということである。しかし、支配者になるためには、支配される者が必要になってくる。皆が”いちばんの”お金持ちである社会が考えられないように、全員が支配者である社会は考えられない。」

と言っています。
したがって、ジェンダー平等のゴールは、女が「支配者のようになる」ことではなく、支配関係そのものを崩すことだという理論的帰結が導かれます。

わかりやすいでしょ? 

(中略)

もう一つの問いは、「強者はいつまで強者でいられるか」。
今は超高齢化社会で、みーんな、歳を取って弱者になっていく。

おジイさんおバアさんに強者になれって、例えば施設の職員に虐待を受けたら殴り返せって、言える?言えないでしょう。でも、強くなれない施設のおジイさんおバアさんだって尊重されて当然ですよね。障害者も同じ。障害を持ったひとたちに、強者になれって言える?

1度勝ったら2度めも3度めも勝ちつづけなきゃいけないから、強者って不安な生き物なのよね。でも勝ち続けることなんてできない。強者もいつか必ず弱者になる。

今は若いみなさんもそうだし、私なんてもう高齢者ですからね。

引用:「今年の入学式での祝辞について、東大生が上野千鶴子先生に直接聞いてみた」
東大発オンラインメディア UmeeT

 

この記事の中で

上野先生が表現する「支配関係を崩す」こと。

 

「戦いを終わりにする。」と言葉で表現はできても、

それを実際にどうやったらいいのか?

と言う部分が難しく感じます。

 

力に力ではなく、

社会そのものの体制あり方を崩していく方法とは?

 

この答えを見つけていく、生み出していくことこそが、

今の時代に必要で、ひとりでは難しいからこそ、

仲間が必要なのだと感じています。

 

白か黒か?でなく、

支配者か支配されるものか?でなく、

新たな色、新たな道を切り開き進むこと。

 

 

その為に必要だと、

私が現時点で感じていることは、

まず

自分が持っている

二者択一の前提を手放すこと。

二元性を超えていくこと。

(自分自身の統合)

 

その上で、

受け取り伝える

コミュニケーションスキルを

活かして磨くこと。

(共感や理解しあうためのコミュニケーション)

 

この二つがポイントになっていくと感じています。

 

そして、ヒロインの旅のプロセスを進む、深めることは、

まさにこの二者択一の前提を手放す。

唯一無二の自分として自立し、

二元性を超えていく部分のプロセスです。

 

 

唯一無二の自分としての自立とは、

生まれながらの自分自身、

一生懸命生きてくる中での経験、

すべてを統合し、

「じぶん」としての自己価値を

十分に感じられる状態です。

 

これができることで、

私たちは初めて他者にも同じように

関わることができるようになります。

 

 

真の平等は、互いの個性、

ひとりひとりの価値を尊重しあい

活かしあえる世界です。

 

 

そして、ここで

人生がより面白くなる部分は

 

本来の自分からそれたかもしれない

一生懸命生きてくる中での経験が、

(女性性から離れて男性性で生きていた期間)

この調和のある世界を創る時に役立つということ!

 

 

上野先生が言う、

「オヤジ言葉」への通訳の部分です。

 

 

苦しかったけれど、その経験を得た環境、

システムの中にいたからこそ 

新たな色、新たな道を切り開くために

話せる言語、伝えられる言葉を持っている

ということなのです。

 

これって実は

とっても重要なカギですよね。

 

その経験がなければ、

新たな時代を切り開くことは、もっと難しいことになる。

 

ネガティブに映るようなその経験は、

新たな時代を切り開くためのギフトになる。

 

 

上野先生の祝辞と

東大生のインタビューによって、

そんな気づきと繋がりを感じています。

 

あなたはどんなことを感じますか?

ぜひ、感想を聞かせてください^^

 

感想はこちらからお気軽にコメントを送ってください

本来のあなたに繋がり、あなたの喜び、幸せを生きる人生にシフトする。

 
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